そこはかとなく…よしなしごと

manbowさんの記事を読んで、コメントしようと思ったんだが長くなったのでここに書くことにする。

たまたまこのニュースだけ見た（くだらないのが多いのでいつもニュース10に切り替える）のだが、報道ステーションで古館がニュースの最後に「犠牲になったのは下請けの方たちです」とコメントしたのは、いつも犠牲になるのは社会の末端（ピラミッドの底辺）のひとたちですってことなんだろうと思った。

manbowさんが仰るように正社員だろうが下請け社員だろうが会社の怠慢（コスト重視の考え）によって事故の犠牲になることが起こるようなことはあってはならない。

んだけども、正社員ってのは下請けに比べりゃより安全なとこにいて、「原発は安全です。（廃棄物のことは口にせず）クリーンエネルギーです。（廃棄物処理のコストは考えず）低コストなエネルギーです。」などということをいけしゃあしゃあと言ってる（本音はどうだかしらんが）わけで、更にそれを束ねる社長なんかは、原発からはるか遠くにある社屋のてっぺんの社長室ででかい椅子にのうのうと座って銭勘定しかしてないわけで、下請け孫請けの安全なんかち〜っとも考えてないだろうって話なんではないかと。
＃わしゃ社員でも原子力エネルギーの研究してる学者さんでもないから、ほんとのとこはどうだかしらんけどさ。;-P
＃原発推進派が代案だせとかおまえは無知だとかああだこうだいってきそうだが、知るかそんなこと。:-P
＃もちろん正社員でも末端の人間は苦労してるだろうことは理解している。

客やユーザーの安全より会社イメージや金銭的な損害を優先した雪印や三菱自動車がどうなったかをあげるまでもなく（ってあげてるけど）、人の健康や生命に関わるような職についてるものは、まず最優先に考えなければならないことは安全でなければならないはずなんだが、現場や常識を知らない銭勘定しかできない輩は設計では３０年もつはずだからそれまで検査の必要はない（検査費用をだす必要はない）などと遠く離れた安全な机上で計算していたんだろう。

機械なんてもんは、設計年数になったら突然ボカンと壊れるようなもんではない（徐々にガタがくる）ってことは、常識ある人間なら誰でもわかるもんだと思うし、だからこそ日頃から点検やメンテナンスが大事なわけで、最も安全管理が徹底されなければならない原発においてこのようなずさんなことやってたら、原発が安全ですなんて言葉を誰が信用するかい。＞（政治家、お役人も含めて）パカたれが。
それに冷却水の配管ってことは、原発に限らない話なんだろうから、同タイプの発電所はすべて対象になる話なんだろう。（と想像する）
原発でこれじゃあ普通の発電所の点検なんかは相当怠慢なんじゃねーの？（と妄想する）

いまの世の中、コストや効率重視だなんて調子のいいことばかりいってる輩は、自分が末端だとは思ってない人間が思い上がってるんであって、ひとつ間違えば自分も末端に成り果てるということが想像できないあほーたちである。（勝ち組、負け組と人を比較してるような輩も同類）
そして自分が末端になったときに、己の浅はかさに気付くんだが時既に遅しである。末端から這い上がるのがものすごく困難なのもいまの世の中である。ちゃんちゃん。

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